『学び合い』 浜松 diary

浜松で『学び合い』に興味ある方、2か月に1回「会」あります。お気軽にどうぞ。 →https://ogym1.hamazo.tv/ というか、浜松は広いですから、興味ある方は、浜松市内各地でどんどん主体的に「会」開いてください。このブログは『会』の意見ではなく個人の意見です。

上越『学び合い』の会 ふたたび

姫川原小での実践を見学に行った以来か

azalea.ac.city.myoko.niigata.jp
平成26年か? 約10年ぶりの上越地方訪問
全校算数の様子にびっくりした頃から9年。

今回の目的

自分の生きるヒントを得に訪問した。
・管理職や令和型の教育など生き方に分岐点を感じてもやもやしている。
→もやもやちょっと晴れた。


・『学び合い』の会浜松も、興味をもった小学校の先生は少なく、実践者はほとんどいないという結果が見え、今後どうしようか、想起しずらい。
→淡々と続けます。      


・『学び合い』を学ぶというより、当時の実践者のその後、今後の展開も知りたいと思った。  
→あまり知れなかったが、特に佐賀の校長会の取り組みは今後の示唆になった。


【参加してよかったです】

TANQ 市川先生講演

 ・try a next quest
 ・フリースクールが不幸だとか、不登校の子が行く場所とかいうイメージが強いものの打破の話 free style school
 ・「不登校は問題行動ではない」平成元年通知
www.mext.go.jp
 正直なところ、日々いっぱいいっぱいで、生徒指導提要も、ICT活用も、この通知も、読みきれない・情報が届いていない。知れてよかった。
 ・先生側の不登校の回答 と 保護者側の回答の乖離
  先生は8割が子供の不安無気力が原因と答え、
  保護者は6割が学校の指導が原因と答える。
  データの読み方考え方の違いで大きく捕らえ方が異なる。。

 信州学びの円卓集会
www.chunichi.co.jp

 信州型フリースクール
www.pref.nagano.lg.jp


 不登校のデータの裏を考えると、今の不登校増加の現状は、それ以上に深刻だということが分かってきた。学校がすべての人にとってわくわくする場所であれば、不登校など無くなる。わくわくするような場所にできるのは、現場にいる先生しかない。
 自分も不登校の子を抱えているが、それぞれに学びの場があるようなので、そこでの学びを応援しつつ、こちらもいつでも学びの場となるように情報を提供している。決めるのは本人であって、どんなに楽しい授業をしても、本人の学校イメージや友達イメージ・不安によっては学校に足を運んではくれない。それでも、できることを淡々とするしかない、と思ってやっている。
 自分には子供がいない。教え子はわが子のように思う。成長後の幸せを願う。しかし、そんな時代も終わったようで、今、教職は、卒業後の個別やり取りは禁止。同窓会も開かれることもないだろうし、支えの手を個人的に伸ばすこともできない仕事になっている。一年勝負でできることをしていく。結局はそれに尽きる。
 【自分の学び】
 ★状況は深刻
 ★わくわくする学校を、まずは自分の範囲で今年も作っていく。
 ★子供たちを主体的な学びができる人に育てていく。


リーダー論

 ・佐賀の校長会の『学び合い』研修
 ・管理職になってもできないことはいっぱいあるけれど、チャレンジする人を止めないことはできる。
 ・やって見せて、理論を説明するところ(ラーニングピラミッド等)までパッケージして伝える。
 ・どうやって『学び合い』に引っ張ってくるのかを楽しんだ
 ・視座を二つ挙げる、という考え
 ・実践者ほどリーダー・管理職になっていって欲しい

 どれだけ職務上の位が上がっても、色々なものに縛られるのは当然で納得。でも、その中でも、チャレンジする人をとめないことができる、視点を転換して『学び合い』にすることはできる、ということは、なるほどと思った。

 【自分の学び】
 ★管理職も、悪くない
 ★どの立場であっても、できることは、いろいろある。
 ★仲間を作るとはこういうこと、時間差ででくる仲間の強みがある

パネルトーク

 ・『』との出会い、これから
 ・『学び合い』を学ぶと、自然と「そういうものだから」になる。
 ・自分の当たり前
 ・授業と実践
 ・幸せ

 自分も10年ほどたち、幸いブログを残しているため、自分の気持ちの変化も記録に残っている。『』との出会いや、自分のあゆみをそろそろ残してもいいのかなと思った。
 振り返ることで、これからのことが分かるかも知れない。

昼食時の雑談・・・『学び合い』は、OS

・各実践の型は、アプリ

 雑談の中で、得たことで、なるほどと思ったこと。
 『学び合い』やクラス会議、ホワイトボードミーティングや仮説実験授業、けてぶれに有田実践など、様々な教育実践がある中で、『学び合い』はOSではないかなという話になり、とても自分の中で腑に落ちた。
 様々な教育実践があり、教職にある私たちは、様々なよりよいものを探す、それぞれの実践はアプリのようなもの、『学び合い』の語ってから25分どうぞ、振り返りという一連の型もアプリのようなもの、だけれど、『学び合い』の考え方を一度納得してしまったら、それはOSであり基盤であり、更新はされるけれども前のOSには戻れない。すべての活動に渡って『学び合い』の考え方が影響してくる。どの実践をするにしても、『学び合い』の考え方での運用になってくる、という話。
 だから、同じ実践(アプリ)を使用するにしても、考え方(OS)が違うと、違ってくるし、うまく動かないことも起こる。

【自分の学び】
 ★『学び合い』は、OS

フリートーク

 それぞれの場の実践の話。
 印象深かったのは、上越のこの『学び合い』の会が終わるかもしれないということ。
 西川研究室所属の院生が主催しているのであれば、西川研究室が終われば、諸属生がなくなるのだから、無くなるのは当たり前かといえば当たり前。
 でも、『学び合い』はカリスマについていく実践ではないので、勝手にどんどん会が開かれて良いと思っていた自分は、「え?続かないの?」と思った。
 けれども、直江津上越の会は別にあるし、院生が各地で「会」を立ち上げるし、それはそれでよいのかなと思った。
 これから先、100マス計算の蔭山先生も、法則化の向山先生も引退されていく。
 蔭山先生は「見えない学力」の岸本先生を引き継いでいたが、誰かが中心になっている実践はその中心者を失うことの先がそれぞれ見えてくることだと思う。
 『学び合い』も、仮説実験授業も、子供や実践者が中心になるので、跡継ぎ問題は無い、はず。今後の平成の教育実践者の今後はどうなるか、静観。


 浜松の会で伝えたこと
 ・2ヶ月に1度、8年 50回を迎えたこと
 ・小学校の先生は少ないこと
 ・多様性があること
 ・クラス会議形式でやっていること

【自分の学び】
 ★静岡の会や愛知豊橋の会など、コロナでしばらくご無沙汰しているので、
  交流を増やそう
 ★リアルの交流は情報量が多く、有益。
 

西川ゼミ体験

 ・西川先生への質問に答える時間。
 ・引退が近いこと、院生が多いこと
 ・引退しても、『学び合い』は理論だから、何も変わらない、はず。
 ・子供に「どうしたらいい?」と聞いてください

【自分の学び】
 ★『学び合い』は、学ぶ側が中心。育つ。教える側が主役ではない。

夜の会

 楽しかったです。ありがとうございました。
 ・瀬戸作るスクール
 ・学びの学校かっこう
 ・親子の学び場
 ・つながりが大切

 姫川原小の卒業生や『学び合い』体験者がゼミに入っているかと思えば必ずしもそうでなく、話しかけた方は大学で始めて知ったという方だった。自分が『学び合い』に強烈な印象を受けた震災時、埼玉スーパーアリーナでの震災避難の子供たちの『学び合い』や宮城・福島の実践者の方々の話を、宮城・福島出身のゼミ生が知らなかったりと、10年一昔なのだなと思った。

『学び合い』の世代

 ・『学び合い』研究された方々、
 ・震災前後はてなブログで実践を進めた方々、
 ・フェイスブック上で実践を共有している方々
   それぞれ世代間ギャップがあるのかなとも思った。
   『学び合い』史的なものも、今後必要なのかもしれない。

翌日

 ・糸魚川海岸でひすい拾い体験
 ・小さな石の博物館でコーヒーをいただく。
tabi-mag.jp


 博物館で気さくに話しかけてくれた地元の方がいろいろと教えてくれた。
 ひすいを拾って数十年、ひすいについての専門書にも載る方らしい。
 ありがたい。一期一会。

小さな糸魚川ひすい原石館


 国石となったひすい。国石となって拾いにくる人も増えた。
 硬くて重いため海岸では下に沈む。
 川も整備され、深いところが削られなくなってしまった。
 運ばれてこないから海岸線もやせた。
 1年に10万人拾いにくる。それが10年。

 大きいものはなくなるわけだ。
 
 浜松の中田島海岸も、海岸線が大変に痩せている。
 人口の防潮堤もでき、もう砂丘とは言えないような荒れた岩が露出している。
 人の手が入ると、自然が変わってしまうのはどこも変わらない。

www.itoigawa-kanko.net

itoigawa-bussan.com

おいしい海の幸も食べ、
おいしい日本酒も飲み、
新幹線の速さに驚嘆しながら浜松に戻りました。
4時間で日本の裏側まで行けるのね・・・
 

後日

 子供たち相手に、石の話をしました。
 おみやげに拾った石たちをトレイに入れ、簡易ひすい探し体験。
 縄文人弥生人の話もしたところだし、みんなで楽しみました。 
 

上越『学び合い』の会 参加の振り返り

詳細は後日記入
関係の皆様、刺激を受けた2日間をありがとうございました。


とりあえず無事帰宅

金曜夜、日本海側に出るには浜松夜9時発で高崎泊経由上越妙高

土曜は『学び合い』についての情報交換を満喫
日曜は糸魚川市でヒスイ探しと海鮮丼と日本酒を満喫
帰りは長野で途中下車して信州蕎麦を食べて9時前は浜松

濃い遊学の二日間に満足

明日は学校で
ヒスイ海岸の小石使って、子供らと石探し体験
鉄道路線と食材で地理
糸魚川静岡構造線の話
学校はワクワクするところでないと。得するところでないと。

ネタ探しは職業病

第51回 『学び合い』の会 ふりかえり

2ヶ月に1回を続けて51回目

一年に6回×8年で48回。そのくらい続いてきたのかぁ・・・
ありがたいことです。感謝。
100回やったら、ちょうど引退ぐらいだな、と思い継続します。


先達である地域の教育サークルが100回越えたあたりで終了したとのこと。
 ・メンバーが管理職になり集まれなくなった
 ・コロナ禍で新しいものに対応できなかった
 ・新しいメンバーが入ってこないとそのサークルは終わる

浜松には教育サークルの文化はあまり聞かない。
合併前は、各市にも社会や理科、図工、特活、算数などのサークルや勉強会があり、
先輩や上司に縁が有ると半強制的に青年は参加させられていたが、
最近はどうなったか聞かない。


TOSSもあるが、時折聞く程度。TOSSデーには話が回ってくる。
ネット上のインスタグラムやツイッターでの教育情報を皆がどのくらい利用しているかも知らない。
新潟教育大が研修をオンライン公開しているなど、そうしたオンライン研修を皆がどのくらい利用しているかも知らない。
飲み会も無く情報交換の機会もない。


浜松の教育系インスタグラマーが知っている人で本も出されていてびっくりしたこともある。


背後に校長OBなど後ろ盾があるサークルは、動員で続いているものもあるが、
そうした校長も完全引退や他界している場合が出てきた。


そうしたものと縁が無い『学び合い』の会 浜松としては、気楽。
有限会社的なサークルかなと思います。

10月の上越『学び合い』の会

Facebook

docs.google.com

どうしようかな、宿泊訓練の翌日、放課後に懇親会、その翌日か・・・

ICT化

校内の職員会議資料がICT化・ペーパーレス化したことで、
支援員などパソコン配備がされていない職員に情報が届かなくなっている。

これが現実。

ICT化で採択された教材が、ルビ無し、問題文が長い、解答欄が見えない
発達支援学級児童が1年生の1番初めをやろうとしても、できない。
よって教材はやっぱり教員目視選別で個別に印刷・コピー、〇つけ。
ICT化の恩恵は受けていない。

これが現実。

そんな中でもできそうな支援を共有

スタンプ先生

www.kictj.jp

ごいす~

dokkai.org

読み上げ漢字

リズムで覚える漢字も

たつじんテスト

www.uchida.co.jp

MIM

www.gakken.jp

でも悲しいことにICTはすぐには使い始められない。

実際は、その年間数万円なり、一人当たり数千円、そして1日の中でたった5分や10分を捻出することがどれだけ難しいか、とも思う。


形の無いソフトに公金を使って購入する仕組みがまだはっきりしていないことや、
全体でなく一部の児童のみが使用するのであれば偏りの無い様に使用者負担にしなければならない配慮や


アプリを導入するには市全体で取り入れていく場合があることや


子供や家庭の中には、あらゆる持ち物等の管理ができず持ち帰ったら回収できない家庭もあるためPCを渡すことができないとか



使用するための手続きが情報主任しか知らない、とか。


表に出ないことがいろいろある。

マッピング

最近、書かせている方の感覚的に、書くことが苦手になっていないか?語彙数がやばいことになっていないか?との感覚。

www.sokunousokudoku.net

コロナの影響

1年生について、各地で苦慮していることを聞く。
読めない、できない、覚えない、集中力、会話の力、語彙力、関わり方等々。
全国的なものだろうか、地域性のものだろうか。


コロナの3年間、あれだけの非接触生活があっても何も無ければ、
これまで幼稚園でしてきた教育活動が「あってもなくても変わりない」ものであったことになってしまう
何かしらあるだろう。
というか、教育に携わる側としては、
教育は子供に影響を与える、というものであってほしい。

個人的には

個人的には、合唱合奏童謡唱歌が無い3年間というのは、大きいと思う。
「ともだちはいいもんだ」「せかいがひとつになるまで」の代わりに
「うっせえわ」「Habit」などyoutube曲を歌っていたこと。
人とあわせる経験が少なく過ぎたこと。
どんな影響があるのだろう。

先生が互いにサポートして支えているが、費用対効果はどうか。

先生が1人いれば、1時間で30人指導できる力がある。
その先生を独り占めして、一人の子が占める。
また、数人の子のために、学校の教室を1室クーラー付きで差し出す。


一人雇えば1時間1500円、一部屋借りれば1時間500円は掛かるはず。
そうした費用を、学習しようとしない学習に向かない子供に当てる。
当てざるを得ない現実がある。
けれども費用対効果として、果たしていいのだろうかといつも思う。

コロナの影響 Ⅱ

記事
tokuteikenshin-hokensidou.jp


京都論文
https://www.kyoto-u.ac.jp/sites/default/files/2023-07/2307_Sato_JAMA%20Ped_relj3-550ba94b72dd08b1f457a36ef22a6d4e.pdf


動画
www.youtube.com


さて、こう情報がならんでいたときに、
動画を選ぶか、文字を読むか。


楽な動画は、受けるだけ、映像を想像する必要もなし。
その分、人間の能力が外部化され、
能動的に読む行為も、想像しようとする行為もしないため退化するのかなと思う。

受動的で、考えない態度が身に付くとどうなるか。

読まない。読めない。
計算しない。できない。
考えない。すると・・・

www.hoseipress.com

1時間働いて1000円とか、1時間楽しんで1000円とか、
そういう金銭感覚が見についていないと、

ああ、運び屋になるよね・・・

前回の話題が成功

前回話題になったクラス会議形式の研修、成功したとのこと。
良い影響がでたことは、みんなにとってうれしい。

それぞれの話題を出して解決したり話し合ったり

クラス会議形式でやっています。
何を話したいか、どんな情報が欲しいか、について、会の初めにそれぞれに発言の場があり、聞き合い、それらをみんなで解決して進めます。


今日の対面形式でもさまざまな情報があつまり、交流ができ、学ぶことが多かったです今日の開催に感謝です。

第51回『学び合い』の会浜松 『学び合い』やってみようの会 令和5年9月23日(土) 9:30~12:00 

第51回『学び合い』の会浜松 『学び合い』やってみようの会 令和5年9月23日(土) 9:30~12:00 


令和5年9月23日(土) 9:30~12:00 


場所:三方原協働センター
   zoomオンラインも並行して開きます

   メールで連絡いただければ、URL送付いたします。

   
https://ogym1.hamazo.tv/


内容:クラス会議形式で行います。皆でざっくばらんに話し合います。
   新学期に、『学び合い』を取り入れてみたい、
   やってみたいけどどうすれば、など、
   先生が答えるわけではありませんが、皆であれこれ出し合えます。
   来た人の目的が達成されるよう、学びあっています。

   1 自己紹介・最近よかったこと・今回の参加目的や得たい情報
   2 目的の解決のための意見交換(ブレインストーミング
   3 振り返り 

『学び合い』に興味ある方ならどなたでも御参加・御連絡ください。

第50回 『学び合い』の会 振り返り

話題

名古屋 山吹小イエナプラン 自由進度学習
ここから見たら、他の学校が「まだそんなことやってるの?」に見えるだろうな・・・
www.chunichi.co.jp

浜松

書き取りは宿題として学年でそろえましょう、の文化
学年・保護者・管理職すべてが納得する宿題なんて、すべての子供が食べきれる給食と同じ・・・
でも浜松市内にも
書き取りが「まだそんなことやってるの?」に見える実践をしている学校もある

色々試してみるゆるさが主体性を生む。

語れること 大人も子供も学びはおんなじ

・個人テーマを選ぶ研修
 「決めてくれないと何をやっていいかわかんないよ」
 ~指定される事になれすぎている教員・保護者・子供、なら教員こそ変わらないと
・主体的に語ることができる研修をしているか
・自分のやりたいことを語れているか

継続は力なり 公立校は、先生が辞めればすぐブームが終わる、そんなもんと割り切る

やり続けると続くが
定着は難しい・・・6年間、9年間の継続性なんぞ難しいのかも。

コロナ時期の補習はされているか

コロナで集団遊びをしなかった世代。
1年生は集団生活になじめず荒れている学校が多いと聞く。どこも大変。
しかし「やらなかった集団遊び・ルール遊び」の補習をしている、なんて話は聴いたことも無い。

あらためて、ゲームや砂場遊び「いれて」「いいよ」「かして」「いいよ」の世界から学びなおしたほうが良いのでは?

子供は育つものか、育てるものか、保護者の子供「観」

「しつけ おはし えんぴつのもちかた みーんな学校でやってくれるのでいえではやってないよー」という保護者
「飯食わしているだけだよ」
「家族の会話? 親ケータイ、子供ゲームだから、無いよ」
「子供が話してくるとうるさがる親」

コロナ時期、学校は思った以上に「預かり保育場」と認識されていることを知った。
学校は「教育」しているか、家では「育てて」いるか

『学び合い』の今後、次はどうする?

 クラスルームに課題を載せれば学ぶことができる
 クラスルームに学び合いの結果を載せていけば、履歴が残る、他の先生も実践を見ることができる。

クラス会議のアイディア

https://toyokeizai.net/articles/-/679329
発言の安全の場の保障、本人が最終的に選ぶこと・主体性の保障、最後まできく、という保障など。

学級会については、初任者のころ、各地域に特別活動部のスペシャリストがいて、校内で学級活動のあり方を伝授していた。自分も大変お世話になった。
6年間の系統性があり、指導も一貫し、子供も育っていった。

しかし今は違う。6年間引き継いでいく技術が無い。校内での系統性も無い。単年度勝負になっている。各地のリーダーもいない。学級活動を見たことが無い若い先生、体験したことが無い若い先生も増えている。運営委員会を開く余裕も無く、多様な意見が出たときのまとめ方も知らない。

いくら立て直そうにも、教師もばらばらでは、元に戻らない。

それからすると、単年度のクラス会議でやっていくほうが、

やらないよりは、まし。

USB問題

 USBは、今後、この状況で、持ち帰りを認めるのか? 残業奨励となるけれど?
 みんなが満足する宿題はできるか?

研修会情報

www.fuzoku-niigata.jp

月1回 一緒に個人研修できる時代!すごい。時間と空間を越えている・・・
体育館で授業を見るあの光景はそれはそれで異様だったしなぁ・・・
www.fuzoku-niigata.jp


今日のキーワード は、やはり、「観」

『学び合い』にしろ、研修にしろ、宿題にしろ、給食にしろ、「なにがしたいのか?」「自分がどうしたいのか?」と対話し、やる、やらないを決めていく、自分から動ける状態になれば、活動量が増える。
主体性が育っていくには、自己内対話と自己選択と、自由に試せる「ゆとり」

どうとらえるか、観かた一つですべてが変わってくる

おまけ テープボールってなんぞや

www.bing.com

第50回 『学び合い』の会

2ヶ月に1回、年6回、6×8=48 8年と少し。
よく続いたものです。感謝。

・遠くからは青森、長野、静岡、藤枝、浜松、磐田と様々なところから参加。
・『Most Likely to Succeed』上映会 2回
・『協働のタネ』参加
・様々な職種 支援員、幼稚園、保育園、同期、保護者、子供、中学教諭、高校教諭、民間塾、退職校長、大学院生、私立・公立教諭、民間企業の方、専門学校教諭、アドラー心理学講師、etc・・・
・『学び合い』の実践で教育奨励賞受賞
・静岡『学び合い』の会全国大会 1ブース担当
・個人的視察 上越『学び合い』の会、オリセンでの『学び合い』の会、玉川大学での『学び合い』の論文発表会、静岡の中学校での『学び合い』授業視察(西川先生、三崎先生の授業)、愛知『学び合い』の会、高知『学び合い』の会、姫川原小学校『学び合い』授業参観(全校『学び合い』)静岡『学び合い』の会の卒業生による公開授業『学び合い』

 これまでの皆さんとの学びに感謝します。

これからも学ぶ場として継続していきます。

たった数名でも、深く学ばされることが多いです。

参加費たった200~300円。

これが校内でなぜできない。


できないと思い込んでいるだけかもしれない。

第50回『学び合い』の会浜松 『学び合い』やってみようの会 令和5年7月8日(土) 9:30~12:00 


第50回『学び合い』の会浜松 『学び合い』やってみようの会 令和5年7月8日(土) 9:30~12:00 

令和5年7月8日(土) 9:30~12:00 


場所:三方原協働センター 2F和室
   zoomオンラインも並行して開きます

   メールで連絡いただければ、URL送付いたします。

   
https://ogym1.hamazo.tv/



内容:クラス会議形式で行います。皆でざっくばらんに話し合います。
   新学期に、『学び合い』を取り入れてみたい、
   やってみたいけどどうすれば、など、
   先生が答えるわけではありませんが、皆であれこれ出し合えます。
   来た人の目的が達成されるよう、学びあっています。

   1 自己紹介・最近よかったこと・今回の参加目的や得たい情報
   2 目的の解決のための意見交換(ブレインストーミング
   3 振り返り 

『学び合い』に興味ある方ならどなたでも御参加・御連絡ください。

第49回 学び合いの会 まとめ

話題1 『学び合い』って何だっけ

・久しぶりに『学び合い』をしようとしたときの物足りなさ
・先に進めていない感じがする
・このもやもやは何か

 ・課題を子どもが作るとか
 ・単元全体を任せるとか

従来の『学び合い』からステップアップ、ジャンプアップした形が見えない
この壁は何だろう

主体的に子どもが作る

・子どもが運営する ←→ 教師が運営する
・非構成的     ←→ 構成的

 そこに行くには?

・ルールの明確化
・子供たちが学び合えるように環境整備などの準備は教師の仕事として忘れがち
・子供たちが考えるための準備
・選べるけど指定強制はされない環境
マルチタスクになりがちなので細分化が必要では
・「それができたら達成できるのですね?」を自ら問い掛ける

いろいろな最近の実践の報告

〇作業学習
 「働く」
 ・前回の振り返りをして失敗を改善する
 ・ゴール「私がやりたいこと、求めたい姿」を示した後は「で、どうしたらいい?」
 ・他人に干渉し過ぎないのがいいのかも
 ・あなたはあなた、私は私
   →成果として、SSTソーシャルスキルレーニング)で構成的に
    こちらが動かしていたころよりも、よい感じ
   →子供同士の関わりあいの中で学ぶ、関わりあいの中でしか学ばない
   →協調トレーニングとなっている。

〇『学び合い』算数
 ・1時間目をしたところ。
 ・競争のじゃんけん 協働のじゃんけん の体験で達成を味わい
  友達からのサイン集め で 油断の失敗も味わい
 ・次回改善の体験
 ・数回経た後に、算数のデジタルドリルを使った『学び合い』に移行する予定。
 ・セオリーの「型」に拠ることで、自分の場合は継続してできるように
  ぶれないように心がけている。

悩み やっていることがつながっていかない。どう残していったらよいか

・発信する
・トトルアプリ
クラウド
・ブログ
・論文

・紙は消え
・デジタルデータは埋もれ
・文にしても読まれない
  実践を次に残していくのは大変に難しい課題・・・

・紙は数年
 布は数年
 木は数十年
 石は100年程度 神社ですら、「名を残す」のすら難しい。
 ましてや実践を残していくのはもっと難しい・・・

チャットGPTの話題

 ゲームを作ってくれるチャットGPT
www.itmedia.co.jp

 曲を作ってくれるチャットGTP
www.dtmstation.com

教員としてのチャットGPT活用例の相互紹介

 ・便り作成
 ・作成文の校正・推敲
 ・大人っぽい文に変更、子供に分かる文に変更
 ・敬語
 ・保護者会にお薦めのアクティビティを教えて
 など、秘書的な役割も可能

 ・〇〇に必要なことを教えてとか、時短のために必要なことを教えてとか、
  いろいろ可能かもしれない。

 グーグル検索がわたしたちから想像し考える力を奪ったように、
 ウィキペディアが「嘘」情報を含んでいたはずが次第に信用が増していったように、
 チャットGPTも人間に溶け込んでいくだろうと思われる。

 人間の脳が外部化されていく・・・

新しい学校が多数生まれている

イエナプラン・長野
www.jenaplanschool.ac.jp

幼小中一貫・軽井沢 岩セン
kazakoshi.ed.jp

企業家が作る学校
kamiyama.ac.jp


奥田健次
www.sayakaboshi.jp


IBリーグを受けられる学校
www.seirei.ac.jp


オルタナティブスクール
www.xn--l8je6o0by145ay7p.jp

感想

一般の公立校で、たくさんの子供が、無償で、
こうした教育サービスが受けられたらいいのにな!と思う。
真似事になるかもしれないけれど、できることを微力ながらしよう、とも思う。


きのくにこどもの国とか、東京シューレとか、賢治の学校とか、ねむのき学園とか、
いろいろなものがあったが、
「どこで、何をして生きていくか」という価値観・生き方が
大きく影響するように思う。

次回は記念すべき50回目!

でも、淡々と進めます。

 ・ゲームで遊んでみる
 ・焼肉を食べる懇親会
 
 7月に予定。

「それができたら達成できるのですね?」を自ら問い掛ける の出典

自分はこれだけで、
委員会、部活、係活動、学級経営、旅行などすべてが楽になった・・・

英語で「what do you say in English!」を覚えておくと便利と聞いたのと似ている気がする・・・

今回も200円で

参加者は参加費として、協働センターの部屋を借りた代金をみんなで割ってだすのですが、200円だけでずいぶんと様々な情報交換ができました。感謝です。


休みの日に教育を語るような研修活動は、
今後時間外労働だと批判される時代になるかもしれませんが、
こつこつ続けます。

本日の参加3名。ありがとうございました。