『学び合い』 浜松 diary

浜松で『学び合い』に興味ある方、2か月に1回「会」あります。お気軽にどうぞ。 →https://ogym1.hamazo.tv/ というか、浜松は広いですから、興味ある方は、浜松市内各地でどんどん主体的に「会」開いてください。このブログは『会』の意見ではなく個人の意見です。

第50回 『学び合い』の会 振り返り

話題

名古屋 山吹小イエナプラン 自由進度学習
ここから見たら、他の学校が「まだそんなことやってるの?」に見えるだろうな・・・
www.chunichi.co.jp

浜松

書き取りは宿題として学年でそろえましょう、の文化
学年・保護者・管理職すべてが納得する宿題なんて、すべての子供が食べきれる給食と同じ・・・
でも浜松市内にも
書き取りが「まだそんなことやってるの?」に見える実践をしている学校もある

色々試してみるゆるさが主体性を生む。

語れること 大人も子供も学びはおんなじ

・個人テーマを選ぶ研修
 「決めてくれないと何をやっていいかわかんないよ」
 ~指定される事になれすぎている教員・保護者・子供、なら教員こそ変わらないと
・主体的に語ることができる研修をしているか
・自分のやりたいことを語れているか

継続は力なり 公立校は、先生が辞めればすぐブームが終わる、そんなもんと割り切る

やり続けると続くが
定着は難しい・・・6年間、9年間の継続性なんぞ難しいのかも。

コロナ時期の補習はされているか

コロナで集団遊びをしなかった世代。
1年生は集団生活になじめず荒れている学校が多いと聞く。どこも大変。
しかし「やらなかった集団遊び・ルール遊び」の補習をしている、なんて話は聴いたことも無い。

あらためて、ゲームや砂場遊び「いれて」「いいよ」「かして」「いいよ」の世界から学びなおしたほうが良いのでは?

子供は育つものか、育てるものか、保護者の子供「観」

「しつけ おはし えんぴつのもちかた みーんな学校でやってくれるのでいえではやってないよー」という保護者
「飯食わしているだけだよ」
「家族の会話? 親ケータイ、子供ゲームだから、無いよ」
「子供が話してくるとうるさがる親」

コロナ時期、学校は思った以上に「預かり保育場」と認識されていることを知った。
学校は「教育」しているか、家では「育てて」いるか

『学び合い』の今後、次はどうする?

 クラスルームに課題を載せれば学ぶことができる
 クラスルームに学び合いの結果を載せていけば、履歴が残る、他の先生も実践を見ることができる。

クラス会議のアイディア

https://toyokeizai.net/articles/-/679329
発言の安全の場の保障、本人が最終的に選ぶこと・主体性の保障、最後まできく、という保障など。

学級会については、初任者のころ、各地域に特別活動部のスペシャリストがいて、校内で学級活動のあり方を伝授していた。自分も大変お世話になった。
6年間の系統性があり、指導も一貫し、子供も育っていった。

しかし今は違う。6年間引き継いでいく技術が無い。校内での系統性も無い。単年度勝負になっている。各地のリーダーもいない。学級活動を見たことが無い若い先生、体験したことが無い若い先生も増えている。運営委員会を開く余裕も無く、多様な意見が出たときのまとめ方も知らない。

いくら立て直そうにも、教師もばらばらでは、元に戻らない。

それからすると、単年度のクラス会議でやっていくほうが、

やらないよりは、まし。

USB問題

 USBは、今後、この状況で、持ち帰りを認めるのか? 残業奨励となるけれど?
 みんなが満足する宿題はできるか?

研修会情報

www.fuzoku-niigata.jp

月1回 一緒に個人研修できる時代!すごい。時間と空間を越えている・・・
体育館で授業を見るあの光景はそれはそれで異様だったしなぁ・・・
www.fuzoku-niigata.jp


今日のキーワード は、やはり、「観」

『学び合い』にしろ、研修にしろ、宿題にしろ、給食にしろ、「なにがしたいのか?」「自分がどうしたいのか?」と対話し、やる、やらないを決めていく、自分から動ける状態になれば、活動量が増える。
主体性が育っていくには、自己内対話と自己選択と、自由に試せる「ゆとり」

どうとらえるか、観かた一つですべてが変わってくる

おまけ テープボールってなんぞや

www.bing.com

第50回 『学び合い』の会

2ヶ月に1回、年6回、6×8=48 8年と少し。
よく続いたものです。感謝。

・遠くからは青森、長野、静岡、藤枝、浜松、磐田と様々なところから参加。
・『Most Likely to Succeed』上映会 2回
・『協働のタネ』参加
・様々な職種 支援員、幼稚園、保育園、同期、保護者、子供、中学教諭、高校教諭、民間塾、退職校長、大学院生、私立・公立教諭、民間企業の方、専門学校教諭、アドラー心理学講師、etc・・・
・『学び合い』の実践で教育奨励賞受賞
・静岡『学び合い』の会全国大会 1ブース担当
・個人的視察 上越『学び合い』の会、オリセンでの『学び合い』の会、玉川大学での『学び合い』の論文発表会、静岡の中学校での『学び合い』授業視察(西川先生、三崎先生の授業)、愛知『学び合い』の会、高知『学び合い』の会、姫川原小学校『学び合い』授業参観(全校『学び合い』)静岡『学び合い』の会の卒業生による公開授業『学び合い』

 これまでの皆さんとの学びに感謝します。

これからも学ぶ場として継続していきます。

たった数名でも、深く学ばされることが多いです。

参加費たった200~300円。

これが校内でなぜできない。


できないと思い込んでいるだけかもしれない。