『学び合い』 浜松 diary

浜松で『学び合い』に興味ある方、2か月に1回「会」あります。お気軽にどうぞ。 →https://ogym1.hamazo.tv/ というか、浜松は広いですから、興味ある方は、浜松市内各地でどんどん主体的に「会」開いてください。このブログは『会』の意見ではなく個人の意見です。

第49回 学び合いの会 まとめ

話題1 『学び合い』って何だっけ

・久しぶりに『学び合い』をしようとしたときの物足りなさ
・先に進めていない感じがする
・このもやもやは何か

 ・課題を子どもが作るとか
 ・単元全体を任せるとか

従来の『学び合い』からステップアップ、ジャンプアップした形が見えない
この壁は何だろう

主体的に子どもが作る

・子どもが運営する ←→ 教師が運営する
・非構成的     ←→ 構成的

 そこに行くには?

・ルールの明確化
・子供たちが学び合えるように環境整備などの準備は教師の仕事として忘れがち
・子供たちが考えるための準備
・選べるけど指定強制はされない環境
マルチタスクになりがちなので細分化が必要では
・「それができたら達成できるのですね?」を自ら問い掛ける

いろいろな最近の実践の報告

〇作業学習
 「働く」
 ・前回の振り返りをして失敗を改善する
 ・ゴール「私がやりたいこと、求めたい姿」を示した後は「で、どうしたらいい?」
 ・他人に干渉し過ぎないのがいいのかも
 ・あなたはあなた、私は私
   →成果として、SSTソーシャルスキルレーニング)で構成的に
    こちらが動かしていたころよりも、よい感じ
   →子供同士の関わりあいの中で学ぶ、関わりあいの中でしか学ばない
   →協調トレーニングとなっている。

〇『学び合い』算数
 ・1時間目をしたところ。
 ・競争のじゃんけん 協働のじゃんけん の体験で達成を味わい
  友達からのサイン集め で 油断の失敗も味わい
 ・次回改善の体験
 ・数回経た後に、算数のデジタルドリルを使った『学び合い』に移行する予定。
 ・セオリーの「型」に拠ることで、自分の場合は継続してできるように
  ぶれないように心がけている。

悩み やっていることがつながっていかない。どう残していったらよいか

・発信する
・トトルアプリ
クラウド
・ブログ
・論文

・紙は消え
・デジタルデータは埋もれ
・文にしても読まれない
  実践を次に残していくのは大変に難しい課題・・・

・紙は数年
 布は数年
 木は数十年
 石は100年程度 神社ですら、「名を残す」のすら難しい。
 ましてや実践を残していくのはもっと難しい・・・

チャットGPTの話題

 ゲームを作ってくれるチャットGPT
www.itmedia.co.jp

 曲を作ってくれるチャットGTP
www.dtmstation.com

教員としてのチャットGPT活用例の相互紹介

 ・便り作成
 ・作成文の校正・推敲
 ・大人っぽい文に変更、子供に分かる文に変更
 ・敬語
 ・保護者会にお薦めのアクティビティを教えて
 など、秘書的な役割も可能

 ・〇〇に必要なことを教えてとか、時短のために必要なことを教えてとか、
  いろいろ可能かもしれない。

 グーグル検索がわたしたちから想像し考える力を奪ったように、
 ウィキペディアが「嘘」情報を含んでいたはずが次第に信用が増していったように、
 チャットGPTも人間に溶け込んでいくだろうと思われる。

 人間の脳が外部化されていく・・・

新しい学校が多数生まれている

イエナプラン・長野
www.jenaplanschool.ac.jp

幼小中一貫・軽井沢 岩セン
kazakoshi.ed.jp

企業家が作る学校
kamiyama.ac.jp


奥田健次
www.sayakaboshi.jp


IBリーグを受けられる学校
www.seirei.ac.jp


オルタナティブスクール
www.xn--l8je6o0by145ay7p.jp

感想

一般の公立校で、たくさんの子供が、無償で、
こうした教育サービスが受けられたらいいのにな!と思う。
真似事になるかもしれないけれど、できることを微力ながらしよう、とも思う。


きのくにこどもの国とか、東京シューレとか、賢治の学校とか、ねむのき学園とか、
いろいろなものがあったが、
「どこで、何をして生きていくか」という価値観・生き方が
大きく影響するように思う。

次回は記念すべき50回目!

でも、淡々と進めます。

 ・ゲームで遊んでみる
 ・焼肉を食べる懇親会
 
 7月に予定。

「それができたら達成できるのですね?」を自ら問い掛ける の出典

自分はこれだけで、
委員会、部活、係活動、学級経営、旅行などすべてが楽になった・・・

英語で「what do you say in English!」を覚えておくと便利と聞いたのと似ている気がする・・・

今回も200円で

参加者は参加費として、協働センターの部屋を借りた代金をみんなで割ってだすのですが、200円だけでずいぶんと様々な情報交換ができました。感謝です。


休みの日に教育を語るような研修活動は、
今後時間外労働だと批判される時代になるかもしれませんが、
こつこつ続けます。

本日の参加3名。ありがとうございました。