出てくるセリフは、教師が伝えたくても素直に伝えられない、伝わらない、受け入れてもらえない、歯痒い、触れにくい、そんなものがたくさん詰まっていると感じた。
自分を捨て自棄になっている子
自分で決められない報われない
家族から捨てられている子
境遇が不遇な子
理不尽な仕打ちと世界観
片親、離別、不仲、貧困
勉強なんてどうでもいいとうずくまって逃げ回っていた子
クラスメイトや教師の一言で傷付き引きこってしまった子
教師と家族とで板挟みどうしたらいいかわからなくなってしまった子
一つの考えに固執して世界を見てしまっている子
みんな身近にいる
でも守秘義務で表に出てこない
そんな子にかけてあげたい声
そんな子がかけてもらいたい声が
漫画の中にたくさん詰まっている
現実では、チームで対応とか専門家に任せるとか言って
誰も声をかけてあげられなくなっている
余計な声かけして失敗したら責任取れるのか、余分なことするな、と。
また、声かけしたところで、受ける子供側の心が閉じていれば、こちらの声は届かない
漫画を読んだ子供が自分から
押し付けがましくなく
気づき、支えになっていくといいなと思う
信じること、自分自身をあきらめないこと
勇気を持つこと
いいセリフがたくさん有る。
それを真似ている子供を見ていると、
これは嬉しく思う。
ドラゴンボールの頃は、子供が真似するセリフは、雑魚だクズだゴミだくらえぇだのと、見下すセリフが多かった
鬼滅の刃「ここにいるものは誰も死なせない!俺は俺の責務を全うする!!」と、正義のセリフだ
微笑ましい
でも新聞の刀で担任の首を切ろうとするのはやめて欲しいなぁ、、、(笑)