保護者は、どれでも選べます。どうぞ。
https://www.nhk.or.jp/school/first/pdf/nfs2020_timetable.pdfwww.nhk.or.jp
特別授業オンパレード。しかも無料。
ようこそ先輩で企画するとしたらどれだけ労力がかかることか。
これだけ充実しているところに、一般の教員が動画つくるのは……
しかも学校ごとに作るのは…
新規参入業者として考えたら…
竹槍でつっこむようなもの。
かなわない。
公立学校は同じ路線で行くものじゃない。
学校にしかないものは
多様な人が集まっていること。
その中で、うまく折り合いをつけながらやっていくことを学べるところ。
社会の縮図。それぞれが協力し合う経験をするところ。
だから人とかかわり『学び合う』場としたい。
個の力を伸ばすことはそれぞれでできる。
でも違う多様な人々と折り合いをつけながらやっていく力は、関わり合わないとできない。
世の中にはいろいろな人がいる。
いろいろな環境、いろいろな考え方の人がいる。
地方を見捨てて「わかる人だけ」「分からない人だけ」集まって分断していったら、世の中がじわじわ成り立たなくなるでしょう。
同じ仲間だけでいると楽。でも、違うひととうまくやらないといけない。
だから、主体的に関わり、対話的に関わり、深く学ぶ教育の場にしていこうと今年から転換がはかられている。
sciety50と一緒に、学校3.0も言われている。
目的大事
学校の先生から受け身で、一方的で、中身の浅い動画を作っても、なんのため?となる。
その学校のその先生にしか、できないことは何か。その仲間、その土地でしかできないことは何か。
何のためにするか、という経営哲学が欲しくなる。
同じ動画でも、意味が違ってくる。
大事なことは目には見えない、目的が大事。
公平性を保つため
教材選択委員会で選定もして慎重に教材を選んでいる
思想的にも金銭的にも公共の教育機関としていろいろ気を使っている
海外がオンラインが進んでいる、というけれど、都市圏以外の情報を聞かないと何とも言えない。
中国は都市圏以外も「公平」に機会を与えようとしているのか?
西欧は?
持たざる者はそのまま放置、になっているのかどうか知らないのに日本が遅れてるともいえない。
日本が識字率が高いのは良くも悪くも「見捨てない」で公平にあつかって公教育をしてきたからではないか?
だから、まだ何とも言えない。
オンライン学習のネック
学校側
盗撮問題でBOYDは禁止
モンスターペアレンツ問題や教師生徒間の恋愛問題で個人的やり取りは禁止
SNSも情報漏洩や私的つながりを生みやすいのでほぼ禁止
校内で首切り動画閲覧などの事件もあったためyoutube閲覧も校内では禁止
セキュリティの問題で校内から外部サーバーへのアクセスは禁止。
学校・教育委員会で借りている容量の問題
日本の児童の個人情報の塊である教育成績情報を、グーグル・マイクロソフト・アップルサーバーに明け渡していいのかという問題
個別最適化のコンピュータ学習なら
個別最適化する学習なら従来のコンピュータ学習・タブレット式の学習でよい。
東京都ベーシックドリル
でも
キュビナ
でも
帝国書院アプリ
でも
なんでも契約して取り入れればよい。
お金の流れ 気になること コロナ後
非常時だからと言って、これだけ無料で提供して、有料に戻れるか?
宣言が終わったら、さあっと引いていくのか。
教育は手の内を「お金」の対価として売っている。
いくらいい教材があっても無償公開していたら塾が成り立たない。
開発者の著作権も守られなければ金の流れは生まれない。
でんじろう先生オンライン
世界中に科学の種明かしをしたら、
学校でやったときには
「予想」は「しってるー」「みたことあるー」「よそうなんてどうでもいいからはやくつづきみせてー」になる。
「思考」停止。深い学びにはちっともなっていかない。
やる気
この世界に初めましてとやってくる子供たち
まだ何も知らない白紙の状態で吸収させていくのか、
知っているように何でも詰め込んで色に染めた状態で色を抜いていくのか。
youtubeを見慣れている子にとってその動画が面白いか否かは数秒でわかるだろう。
情報を「捨てる」ことに慣れている子供
情報を与えれば与えるほど、「捨てる」に慣れる。
先生の授業というコンテンツだって、当然「つまらん」と言って「捨てる」
その子にとってはいつもと同じ行動。
離席し、別のことをし始める。
そうすると、学校でトラブることになる。
そのこにとっては「なんで?」となる。
youtubeより面白い45分は、先生にはできないよ。
だって、いかに吸収するか、でなく、いかに捨てるかを訓練した子にかなうわけがない。
じっくり味わう、聞く、考える、ということができる状態にないのだから。
オンラインで見せていくに偏れば偏るほど、「知っている」つもりになっていく。
画面と音は、五感のうちの、見る・聞く部分に集約されたものを蓄積しても、ほかの感性が欠けている知識。
桜の映像を見ても、春の感覚は伝わらない。いくら疑似体験しても、疑似は疑似。
だから部分的に「知っている」状態。
オリンピック選手だって、そのトレーニングを得るに至るまでに様々な探求をしてきた。
それを30分に詰め込む、映像にのみ詰め込むのは無理な話。伝わらないことが当然ある。
でもその一部を伝えてる。
それを見て「知っている」状態になっても、「理解している」わけでない。
これは昔から賛否両論ある
デジタルがいいか、否かは育てる人の「考え方」次第。
情報を「自分から得ようとしたい」「自分から吸収したい」と思っている子供に育てれば、主体的。
情報を「捨てる」「捨てる」と選ぶ&批判はするけど自分はしない子供に育てれば、受動的。
これからの時代はオンライン?
新規顧客獲得競争の現在。
グーグルがないと生きていけない、
マイクロソフトがないと生きていけない、
タブレットがないと生きていけない。
LINEがないと生きていけない。
中毒をいかに生むか。
中毒になる消費者が生まれれば、売る側に安定した利益が生まれる。
生きていけないということは、
お金の流れが出来上がった仕組みにのせられているということ。
便利、無いと生きていけない、
お金を共有し続ける、
個人情報を供給し続ける。
星新一が予言していた世界への入り口。
別になくても生きていけるのに
無くては生きていけないかのように仕立て上げられてきたのが、歴史から学ぶこと。
日本のマイナンバーは嫌だけど外国のグーグルアカウントはOK?
日本に所属している証を得ないまま、現金は欲しい?
クレジット会社は信用していろいろ登録するのに、国は信用しない?
無料で提供します!というGAFAのプラットフォーム、
日本の教育の仕組みに「ツール」として活用するのか、
GAFAの教育の仕組みに「日本」が組み込まれて合わせていくのか。
個人のメールどころか評価もコメントもルーブリックとしてポートフォリオとして保存されるのよ。
その個人情報のやりとりを外国企業内でやるのよ。
それって、ものすごい信頼関係が必要なことだと思うのだけれど。
じゃあっていうときに対決できる日本企業が今はない。
独自性がある
韓国はLINE、でも世界中で使われているわけじゃない。そう思わされている日本。
日本はグーグルやマイクロソフトの傘下状態。
ASCII.jp:日本人の40%がLINEを常用しているが世界はWhatsAppとFacebook二強 (1/2)
書院・一太郎・花子・竹千代その他はもう復活できないだろうし…。
でもこれでもまだ足りなくて、勢力争い的には、中国も入ってくる。
LINE、WeChat、WhatsApp、Facebook Messengerの違いを調査(メッセンジャーアプリ 比較):デジタル広告担当者に贈る(1)|コラム|メンバーズ
データで中国が除外されていることがあって「世界」を見るとき誤解しやすい。
中国は独自でアプリを持っている。アリペイ。百度。その他もろもろ。
通信だって、ファーウェイがしなければほかの国がする、そんな勢力争いバチバチの中にいる。
日本は蚊帳の外か巻き返すか。
日本産アプリは…
ベネッセとかキュビナとかか…
プラットホームになりそうなものはあとは…
NTTやトヨタかの6Gか。
言語を捨てるということは
フィリピンが英語が話せるからといって、いいことばかりでない。
英語圏から論文・雑誌を購入するため、お金は必ず英語圏に流れる。
留学も英語圏。優秀な人材はフィリピンにとどまらないで英語圏に集まる。
自国語タガログ語で論文が書けない。
友人の留学生が日本語で論文を書ける環境があることの素晴らしさを教えてくれた。
日本語で論文が書ける自主性が守られているのは尊い。
外国に合わせろというのは当然。
言う側誘う側の利益になる。
英語圏と日本の問題も、都市部と地方の問題も縮図は同じ。
金がどこに流れるか。誘われたときはどこの利益になるか。
グローバルという言葉に踊らされて都市に優秀人材を送り込む地方になるより、
目の前の地方の課題を解決してよくしていけいることに優秀人材を生かす地方になりたい。