第54回『学び合い』の会浜松
2ヶ月に1回だから・・・年6回、6×9=54 あれ、もう9年もやってる・・・
オンライン授業はだれが確認するのか
欠席・不登校の生徒、動画を配信したところで、だれがそれを確認するか
これまで自動車学校と同じく「出席」「取得単位数」がシビアに学習の「縛り」となっていたとのこと。
そこに「オンライン可」がくると・・・「出席しないといけない縛り」が無くなる
それが無い中、高校へリアルに通うのか、ということ。
オンラインで事足りるのでは、とのこと。
全日、夜間定時、通信制 そして出た意見
・通信制に寄って行くことになっていくのではないか
・働く練習としての高校になるのではないか
「毎日来ることができる」
「休むことは、生産ラインを止めるということ」
oshiete-chiebukuro.com
・通信制高校は、自分の担当のみ行い行事や学習など分担制が進み働き方改革も進んでいるとのこと。
・これまでの「出席日数足りないから卒業・進級できません」が無くなる→「オンラインやったんですか?」の負担が増える
・オンラインをする人員が増えるわけでもない
・中学までは休んでも卒業できてしまうが、社会に出るときの格差が激しくなってしまっている
・何のために行くか、それぞれがもっていないといけない。
・高校も存在価値は何かを考えて示しておかないといけない。
話題2 『学び合い』授業中にしっくりこないところがある
生徒だけではたどり着けないところがあり、そこは教師として指導したほうがよいのではと判断するところがあるが、どうか。
先に資料を示しておけばいいが、事前の教材研究が、児童の躓きすべてに対応もできないし、どの位すればいいのだろう
出た意見
・すべてを『学び合い』授業にするのでなく、数回に1回別枠で足りなかったところを伝える授業を入れてみる
・個人差あるから実態に合うように課題を絞る
・内容を削って核だけにする
・別枠で、「聞きたい人だけ聞きなよ」ということで授業内に自由参加ミニ講義を入れる
・どこで困っているか生徒に聞く
話題4 発達支援学級でどんな指導すればいい?
・MIM
・スタンプ先生
・よみあげ漢字
・粘土で字
・砂で字
・左右の手で同時なぞりがき
・自立活動 NHK スマイル
・道とく デイジー教科書を使って読み上げ
・楽しい授業
・生活チェック(生活習慣のしつけ)
・クラス会議
・昔遊び(人と関わる練習)
・『学び合い』 ドリルパークの「学び直しドリル」の活用 自分で決めて自分で解決
など
参加者からの情報
”発達障害がある人は「発達性協調運動障害(DCD)」といって、運動が苦手だったり、書字に問題を抱えていたりします。
そもそも眼球の運動が上手くできないので教科書が読みづらかったりします。
こうしたことを体操などで改善していこうとするのが身体療法です。
アメリカでは「ブレインジム」などが知られています。
これをうまく行えると、症状が改善してくることがあります。
しかし、日本ではまだまだ普及していません。
精神医療に関わる人の一部では取り入れられてきています。
理想としては、公認心理士さんで身体療法がわかっている人が学校に常駐して、
朝体操をしてから授業を始めるくらいのことがあってもいいのではないかと思います。”
ブレインジム
ブレインジムとは - 検索
ラジオ体操や集中トレーニングももともといいかも
鉛筆操作やそろばんは指の動きで脳が鍛えられるともいうけれども
検索すると様々なものがあるので、
学級経営者の理念が大事になるのかなと
思います。
教育はサービス業か 子供は誰が教育するか
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6494187news.yahoo.co.jp
・学校に何でも任せになっていないか
・学級で調べたら、規則正しく生活し、宿題もみる、などの安定した家庭が少ない
・ゲームを「何かをやらせるえさ」にして、ゲーム時間概要に長い
・そのような状況の中で、すべて学校に任せても際限ない、無理。
・協力が必要、懇談会も来ない→授業内参観会で保護者に協力を訴える授業も手ごたえ有り
・休日の時間の使い方、金銭の使い方など、家庭自体が基本を見せられて無い現実を見た
・「朝おきて、職場に行くことができる」「元気な身体で、みんながしている仕事ができる」という基本を小学校から育てることを放棄してしまった結果が、今の不登校や高校での現れにつながっていないか
・7時~7時預かりをさせるなら、保育師を入れたほうがよいのでは
・親の仕事が7時~7時で預けなければ成り立たないゆとりの無い状況がそもそもおかしいのではないか
高等教育として、何を学ぶか
高校が、大きく変わることは知らなかったので非常に学ぶところが多かったです。
『学び合い』で相互に関わりながら、リアルに学び合う、という経験のように、
学校で無ければできない、そこで無ければできない、というものが無いと、
人をひきつけることは難しい・・・と思いました。
今回、参加5名。
ありがとうございました。
次回、5月を予定。
1年後には、10年記念。